05386-190121 ロジクール「K380」が親指シフトに最適と教わって買ってみたら本当に快適
https://flic.kr/p/ScDL8h https://farm5.staticflickr.com/4803/32949687438_19018ef8be_k.jpg
親指シフトで長年タイピングしていらっしゃる勝間和代さんが親指シフトに最適とおっしゃるキーボード、ロジクール製「K380」。チャットでもお勧めいただき、「近いうちに店頭で試用してみます」と申し上げたら、「2,000円程度だし、買ってみては？」とおっしゃるので、それもそうだとAmazonで夜中にポチ。2,333円。 ブラック、ブルー、レッドの3色。
shio.iconはブルーを選択。
https://flic.kr/p/23Jm6wH https://farm8.staticflickr.com/7878/39860619753_0bb75c7145_k.jpg
月曜日、研究室に届きました。
左側面の電源スイッチをon。そうそう、このスライド式電源スイッチが好き。一目で（というか触っただけで）onかoffかわかるから。AppleのMagic Keyboard JISもそうなっています。スリープしていても、いずれかのキーを押せば、すぐさま復帰。バッグに入れて持ち運ぶときは電源offすればキーが押されても無反応。いつの間にか電源が入っている、といった心配も皆無。
電源を入れたら左上に3個あるBluetoothボタンのうち1を3秒押す。すると、Bluetoothがペアリングモードになるので、Macのシステム環境設定で「Bluetooth」を開き、「デバイス」の下の方に現れる「K380」を選択。すぐさま接続完了。
簡単。この3つのBluetoothボタンそれぞれに3台の端末を割り当てて、ボタン一つで切り替えられる。素晴らしい使い勝手です。
親指シフトに関しては、Macで今までどおり「orzレイアウト」のまま。システム環境設定の「キーボード」→「キーボード」で「修飾キー」を押して、caps lockキーにcontrolを、controlキーにもcontrolを割り当てるのも今までどおり。つまり、従来から何も環境を変更することなく、使えます。 https://flic.kr/p/2cX1NZV https://farm8.staticflickr.com/7816/45911182375_78b1b04825_k.jpg
さて最大の注目点、右手親指シフトの使い心地。
MacBookの本体キーボードやApple Magic Keyboard JISでは、右親指シフトに使う「かな」キーは、orzレイアウトで右手人差し指のホームポジションであるKキーの直下より若干左にある。つまり右手人差し指より若干左に右手親指が位置する。
K380だと、右親指シフトとして使う変換キーが、Jキーの直下より若干左にある。つまり、通常のJIS配列で右手人差し指のホームポジションであるJキーに人差し指を置いても、右親指シフトが窮屈ではない。勝間さんはその配列でAndroidタブレットにつないでお使いになっているそうです。
shio.iconは、K380でも依然としてorzレイアウトで使っています。そうすると、右手人差し指はKキーに置きますから、変換キーに置いた右親指シフトは1列分、人差し指より左に位置することになり、理想的な手の形が実現します。素晴らしい。shio.iconは手のサイズが大きいので、親指が人差し指から離れるorzレイアウトの方が快適です。
https://flic.kr/p/2deLcHs https://farm8.staticflickr.com/7927/46100712544_506a0b1251_k.jpg
K380の利点はそれにとどまらない。
とっても静か。スターバックス程度のざわついた環境で使っていると、ほとんど音が聞こえないレベル。
思ったよりしっかりした作り。
丸いキートップ、結構いい。
Macで必要なキーがちゃんと揃っているから、何も操作に困らない。
キーを押した感触は極めて良好。この薄さのキーボードにしては相応に深さがあって、クリック感も十分。だから押下した感触が確実にあるので、安心してタイピングできるし、typo（ミスタイプ）もない。
右親指シフトがこのくらい離れると、親指を支点として右手がキーボード上を動き回る感覚になり、右手が自由を得た感じ。
↑・↓・←・→キーの配置が逆T字なのもshio.icon好み。
付属する単4乾電池2本で2年も使えると書かれている。にわかに信じがたいけれども、本当にそうなら非常にうれしい。
電込みで423g。軽いとは思わないけど、重いわけでもない。1パウンド（=453.592g）より軽い。十分持ち歩けるサイズ感。（ちなみにApple Magic Keyboardは231g、約ハーフパウンドです） https://flic.kr/p/2ekNbLX https://farm8.staticflickr.com/7821/46825355351_0d67d68544_k.jpg
使い始めて数時間。
改めて、「これで2,333円かぁ」という感慨。出木杉なんじゃないでしょうか。優等生君。価格とのバランスまで含めて考えると、理想のキーボードかも。
2015年11月から売られていたなんて……。もっと早く試したかった、というのが正直なところ。
キーボードは長期間にわたって使ってみるとその真価が身にしみてくるもの。なので、これからしばらく、使い続けてみます。本当にいいお買い物でした。勝間さん、教えてくださって本当にどうもありがとうございました!!
https://flic.kr/p/ScDKQU https://farm5.staticflickr.com/4870/32949686488_4a0b60ec6f_k.jpg